人気ドラマシリーズである『相棒』から反町隆史さんが卒業。
後任の最有力候補として、最近演技がうまくなったと言われている福士蒼汰さんの名前があがっています。
劇団☆新感線いのうえ歌舞伎『神州無頼街』福士蒼汰&宮野真守がバディに、伝奇時代劇を東京・大阪・静岡で – https://t.co/FoDwEcYJvA pic.twitter.com/mxw8TY11zK
— Fashion Press (@fashionpressnet) November 11, 2021
近年は舞台に力を注ぎ、演技がうまくなったという噂のある福士蒼汰さん。
この記事では福士蒼汰さんの演技がうまくなったという噂の真相を過去の代表作を見ながら検証していきます。
福士蒼汰の演技がうまくなったってホント?
福士蒼汰さんの演技がうまくなったのかを探るために、2021年から2022年2月までの作品における福士蒼汰さんの演技についての反応をネットで探してみました。
最近の福士蒼汰さんの演技は好評な様子です。
2022年2月23日からAmazonPrimeで独占配信される『星から来たあなた』で主演を務める福士蒼汰さんの演技には注目が集まっています。
しかしネットでは福士蒼汰さんの演技が下手という声もあります。
最近はドラマや映画への出演本数を減らし、舞台への出演を増やしている福士蒼汰さん。
最新の福士蒼汰さんの演技を見る機会が減っているのか、数年前の作品からの印象で福士蒼汰さんの演技力を低く見ている人が多いようでした。
福士蒼汰は演技が下手なのか?過去からの演技力を代表作の動画で確認
演技が下手という声もある福士蒼汰さんですが、本当に演技が下手なのでしょうか?
過去の代表作の動画から福士蒼汰さんの演技が下手なのかどうか見極めていきましょう。
初主演作である仮面ライダーフォーゼ第1話での福士蒼汰さんです。
2011年当時18歳だった福士蒼汰さんは、「仮面ライダーを観たことがない」と発言しながらも、3000人が応募していた狭き門であるオーディションで仮面ライダーの主演を勝ち取りました。
仮面ライダーの主演に選ばれた決め手は笑顔だったそうで、当時からスター性が輝いていたことがうかがえるエピソードです。
演技力に関しては、このときはまだ右も左もわからなかったようで初々しさが目立ちます。
2017年に放送された『愛してたって、秘密はある。』では、猟奇的な人格と穏やかで大人しい人格のふたつの人格を持つ役を演じました。
人格の変化によってガラッと変わる福士蒼汰さんの演技に視聴者は「うまくなった」「演技力があがった」とコメントしています。
https://twitter.com/GU_SOTA0530/status/1485250394351861764
2020年に放送された『DIVER-特殊潜入班-』で、福士蒼汰さんはダークヒーローを熱演。
穏やかで優しいイメージのあった福士蒼汰さんの激しい演技に驚かされます。
2022年2月23日から配信されるAmazon Originalドラマ『星から来たあなた』では宇宙人役を演じる福士蒼汰さん。
表情にはあまり表さないものの様々な感情を抱える宇宙人の役をナチュラルな演技で表現しています。
福士蒼汰さんの演技は歳を重ねるごとに深みが増していっていることが、過去作から観ていくことでわかりました。
福士蒼汰の演技が下手だと言われてしまう3つの理由
年々演技がうまくなっているように見える福士蒼汰さん。
ですが、「演技が下手」という声があることも事実です。
なぜ福士蒼汰さんは演技が下手と言われてしまうのか。
その理由を3つ紹介します。
1.近年は舞台出演がメインでテレビでの露出が少なかった
2017年に劇団☆新感線『髑髏城の七人』に出演して以来、福士蒼汰さんは舞台に力を注いでいたようです。
舞台に出演する分、テレビや映画での露出は減っていました。
年代 | ドラマ、CM、映画の出演本数 |
2017年 | 4本 |
2018年 | 4本 |
2019年 | 3本 |
2020年 | 3本 |
2021年 | 2本 |
テレビや映画の出演本数が減ることによって、福士蒼汰さんの現在の演技力が知られる機会も減っています。
そのためデビューから間もない頃の演技力のイメージで、「演技が下手」と思われてしまっている可能性が高いです。
実際に最近の作品を観た人たちからは「福士蒼汰ってこんなに演技うまかったっけ?」という声があがっています。
なんとなく見た『神様のカルテ』、福士蒼汰さんの演技が凄かった。全然違う役柄でも、喋るテンポやら抑揚やら語尾の伸び具合ってほとんど変わらないんだけど、「え、福士蒼汰だよね?」と疑うぐらい、これまでの演技と全く違う話し方だったように思う。
— tatibana (@tatibana_m) February 15, 2021
https://twitter.com/s0316_0101/status/1473117114630549504
舞台を経験して、演技がグッとうまくなった福士蒼汰さん。
世間での評価もテレビでの露出が増えれば変わっていくかもしれません。
2,興行収入や視聴率の問題
福士蒼汰さんは多くのドラマや映画で主演を務めてきましたが、爆発的なヒットをとれた作品は残念ながらありません。
主演を務めた映画『BLEACH』での興行収入は約5億円、公開された2018念の映画・興行収入ランキングでは161作品中75位でした。
CGやアクションに力が入れられた作品で、製作費や宣伝費にはかなりの額が投じられたと考えられます。
『BLEACH』ではこの製作費や宣伝費を回収できたのかも怪しく、大コケした映画として不名誉に作品が知られてしまいました。
漫画を原作にした実写映画は伸び悩む傾向にあるので、福士蒼汰さんの演技力のせいとは一概に言えません。
ですが世間の評価は厳しく、2020年に放送された『DIVER-特殊潜入班-』の視聴率が低かったこともあり、福士蒼汰さんの演技が下手だから作品が伸び悩むのではないかと思われてしまっていることが考えられます。
3,関西弁が下手だった
2017年に公開された映画『ちょっと今から仕事やめてくる』で福士蒼汰さんは初の関西弁を使う役に挑戦しました。
関西弁はイントネーションが難しく、関西の本場の人たちからは厳しい意見もありました。
福士蒼汰のドラマ…
関西弁下手すぎて
開始30秒で違和感すぎる
関西人にはきつ過ぎる#福士蒼汰#Drive— 鬼ちゃん (@on02103) September 22, 2020
ちょっといまから仕事辞めてくる、の福士蒼汰の関西弁いわかんしかない
— はっしゅプロスピ日記 (@hashpuro) November 20, 2020
英語も堪能な福士蒼汰さんの関西弁は評価される声もありましたが、拒否反応を示す人もいた様子です。
方言のうまさが演技力の高さではないとはいえ、この関西弁で評価を落としてしまったところもあったのかもしれません。
まとめ
主演作品の興行収入・視聴率の伸びの悪さや方言を使った難しい役に挑戦した結果、演技が下手という評価も受けていた福士蒼汰さんですが、近年は舞台で活躍し、演技は確実にうまくなっていることがわかりました。
福士蒼汰さんの演技がうまくなったという噂は本当と言えるでしょう。
舞台に力を注いだ分、テレビや映画での露出が減り、現在の演技力を正当に評価されていない印象です。
活躍の幅を広げている福士蒼汰さんの、本当の演技の実力が世間に広まっていくことに期待です。